吉井塗装TOP<塗替えについて
お客様の財産を守る為の塗替え塗装の注意事項
 お客様の大切な家、塗替工事を行いましたか?塗替えには大事な要素が含まれています。ただ旧塗膜の上に適当に塗装をしていけばいいというわけではありません。外壁、屋根コロニアル、屋根瓦棒(トタン)の旧塗膜はどのような塗料が使われているのか?破風板、軒天井、雨戸、戸袋、窓枠、門壁の旧塗膜はどのような塗膜が使われているのか?外壁サイディングの目地シーリングはどのような材料が使われているのか?下地はどのような状況なのかなどによっても施工方法が変わってきます。お客様が実際に見ても分かりづらい塗膜を弊社職人は長い経験と見る目で確実責任施工いたします。

なぜ塗替えが必要なのか?
 新しい塗膜は、日光や雨、風、排気ガスなどから、外壁等の劣化を防いでいます。しかし、年を追うごとに、塗膜は劣化して行き、それらの要因の侵攻を防ぎきれなくなります。最悪の場合、木部交換等の、高い修理代が必要になってしまいます。そこで、旧塗膜に塗装をすることにより、その防御機能を再生してあげなければいけないのです。
 ちなみに、下に載せてある写真は、外壁の塗膜が劣化しているものです。手で触ると粉がついてしまいます(チョーキング現象と言われています)。塗膜が、劣化要因と戦う力が弱くなっている証拠です。

塗替え時期について
 塗替え時期については、塗料の違いや、工事仕様の違いにより一概には言えませんが、目安としては、外壁は7年、屋根(コロニアル)は5年、鉄部で5年、木部で3年程度だといわれています。ですが、最近は塗料の開発が進み、耐用年数はもっと伸びていますので、塗替え後は、10年〜13年位はもっているようです。
 実際の塗替え時期は、お客様が塗り替えたいと思った時ではありますが、次に、塗替えのサインをいくつかあげておきます。お客様の、塗替えの判断材料になれば幸いです。
塗替えのサイン
 左写真ではひび割れ(クラックと言います)ができてしまっています。このようなひび割れは、プライマー(接着剤)を塗り、その上にシーリング材(穴やクラックを埋める為のパテのようなものです)を注入、その後、塗装をしていきます。このクラック処理を、しっかりやらないと、塗装をしても結局は雨水が入り込んでしまいます。
左の写真では、コーキングが古くなり、細かいヒビが出てしまっています。このようなところも、雨水の浸入を可能にしてしまうので、カッターで切り取り、プライマー(接着剤)を塗り、その後シーリング材(穴やクラックを埋める為のパテのようなものです)を注入、その後塗装をしていきます。                                         
 左の写真では、鉄部の塗膜がはがれてしまっています。塗膜がはがれれば、錆が出てくるのは時間の問題です。この場合は、洗浄後、表面をケレン(電動サンダー、紙やすり、皮スキなどで表面を削る事)してから、サビ゙止めを塗ってから塗装します。鉄部では、サビ゙止めを塗る工程も重要になります。                            
↑塗装面がはがれてしまっています
 左の写真では、鉄部と亜鉛合板の塗膜がはがれています。鉄部は、上で述べているので、省略させてもらいます。亜鉛合板は、塗料がのりづらいので、一度塗膜をはがしてから、密着性の高いプライマー(接着剤)を塗ってから塗装をしていきます。
↑左側鉄部・中央部分亜鉛合板
 左の写真では、塗装が完全にはがれて、下地が見えてしまっています。この現場は、痛みが酷くなかったので交換にはいたりませんでしたが、腐ってからでは、交換するしかありません。この場合、塗膜がはがれている縁をはがれなくなるまで、紙ヤスリ等で削ってから、塗装していきます。                                     
 左の写真では、色の変色が見えています。また、下の部分が少しはがれているのがわかります。紙やすりでこすってみると全体的に塗膜がはがれていきます。旧塗膜を紙ヤスリ等ではがしてから塗装していきます。         
 左の写真では屋根に藻が出てしまっています。屋根は、雨や太陽光を直接受けるので、比較的、痛みが出やすいようです。この場合、洗浄を念入りに行い、シーラー(下塗り材)を塗ってから、上塗りをしていきます。その後、乾燥してから、板と板の間に詰まった塗料を除去します(すき間カット)。これをしないと、雨漏りの原因にもなります。
 左の写真は、瓦ではなく、瓦風にしてあるトタンです。塗料がめくれ上がってしまっています。このような場合は、洗浄でめくれ上がっている塗料を除去した後、皮スキや紙やすりなどで、とりきれなかった表面をはいでから(ケレン)、サビ止めを塗り、上塗りをしていきます。

塗料について
 塗料については、お客様と相談の上、ご予算にも合わせて、決めていきますが、ここで簡単にご紹介いたします。塗料と一言で言いますが、メーカーにより、また、塗る箇所によりいくつにも分かれています。それぞれ特徴もあり、一概にこの塗料がいいですよとは言いきれません。塗料は大きく分けるとその中に含まれている樹脂の違いによって分けることができます。また、樹脂により、期待耐用年数(保証年数ではありません)が変わってきます。また、次にあげるような特徴は、樹脂による違いではなく、メーカーによる、付加価値として開発されているようです。
低帯電性:静電気を低減させ、汚れの付着を抑制。
高い架橋密度:強固な塗膜表面が、汚れの定着を抑制。
親水性:水とのなじみがよく、雨水によって汚れが洗い流される。

樹脂 アクリル ウレタン シリコン フッ素
 期待耐用年数   4年〜8年   10年〜12年   12年〜15年   15年〜20年 
期待耐用年数は保証年数ではないので、地域、立地条件、方角等により異なります。

|TOPへ|塗替えについて|施工例|料金について|塗替えシュミレーション|塗装工程|
|職人の一言|会社概要|従業員募集|お問合わせ|
Copyright (c) 2007 有限会社吉井塗装 .All Rights Reserved.